リメンブランス・デー(Remembrance Day / Jour du Souvenir)
11月11日のリメンブランス・デーは、戦争で軍務についた人と亡くなった人を追悼する日です。胸に赤いポピーを付け、11時に黙とうをします。連邦の法律が定める日ですが、職場が休みになるかどうかは州によって違います。
11月11日は追悼の日
リメンブランス・デー(英語で Remembrance Day、フランス語で Jour du Souvenir)は、毎年11月11日です。連邦法の祝日法(Holidays Act)(新しいタブで開く)第3条は、1918年に第一次世界大戦(法律では「the Great War」)が休戦で終わった日として、11月11日をカナダ全体の「Remembrance Day」と定めています。
市民権の学習用ガイド「Discover Canada(新しいタブで開く)」によると、この日は、カナダが参加したこれまでのすべての戦争で軍務についた人々と、亡くなった人々の犠牲を追悼する日です。Discover Canada は、軍務についた人は100万人を超え、11万人が命を落としたと説明しています。
2026年の11月11日は水曜日です。
ポピーと黙とう
- 赤いポピー(poppy):Discover Canada は、カナダの人々が赤いポピーを身につけて追悼すると説明しています。
- 黙とう:11月11日の11時に、黙とうをささげます。Discover Canada は、11月(11番目の月)の11日の11時と説明しています。
- 詩「フランダースの野に(In Flanders Fields)」:カナダの軍医ジョン・マクレー中佐が1915年に書いた詩で、リメンブランス・デーによく朗読されます。
カナダ退役軍人省(Veterans Affairs Canada)は、「ポピーを身につける」「式典に参加する」「退役軍人に感謝を伝える」ことを呼びかけています(退役軍人省のページ(新しいタブで開く))。退役軍人省のページでは、首都オタワの国立戦争記念碑(National War Memorial)も紹介されています。
退役軍人週間と先住民退役軍人の日
カナダ文化遺産省(Canadian Heritage)の記念日の一覧(新しいタブで開く)では、11月5日から11日までが「退役軍人週間(Veterans’ Week)」です。また、退役軍人省は11月8日を「先住民退役軍人の日(Indigenous Veterans Day)」として、ファースト・ネーションズ、イヌイット、メティスの人々の軍での貢献をたたえています。
休みになるかどうか
祝日法が定める日でも、職場が休みになるかどうかは、働く場所に適用される法律で決まります(カナダの祝日)。
- 連邦の規制を受ける職場:カナダ労働法典第166条(新しいタブで開く)の一般休日にリメンブランス・デーが入っています。
州・準州ごとの違い
州・準州によってちがうから、住んでいる州・準州を確認してね。
| 州 | リメンブランス・デーの扱い |
|---|---|
| ブリティッシュコロンビア州(BC) | 法定祝日 |
| アルバータ州 | 法定の9日の一般休日のひとつ |
| オンタリオ州 | 雇用基準法の祝日ではない。休みにする雇用主もあるが、法律上の義務はない |
ほかの州でも扱いが違います。マニトバ州やノバスコシア州など、ほかの州の扱いは州ごとの祝日にまとめています。
日本とのちがいと注意点だよ!
- リメンブランス・デーは、祝う日ではなく追悼の日です。式典に参加するときは、静かに見守ります。
- 日本の祝日と違い、カナダでは州と職場によって休みになるかどうかが違います。オンタリオ州のように法律上の祝日でない州では、学校や会社がふだんどおり開いていることがあります。
- Discover Canada は、第二次世界大戦の歴史として、1941年に日本の攻撃を受けた香港の防衛戦にカナダ兵が加わったことにもふれています。戦争の歴史は二つの世界大戦とカナダで扱います。
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