ケベック州の祝日(Fête nationale du Québec、6月24日)
6月24日は、ケベック州の「フェット・ナシオナル(Fête nationale du Québec)」です。サン・ジャン・バティストの日にあたり、州の法律で休みの祝日と定められています。成り立ち、祝い方、この日の店の営業についてまとめます。
どんな日か
6月24日は、ケベック州の祝日「フェット・ナシオナル(Fête nationale du Québec、ケベック州の日)」です。キリスト教の聖人、洗礼者ヨハネ(Saint-Jean-Baptiste、サン・ジャン・バティスト)の日にあたるため、英語では「サン・ジャン・バティストの日(Saint-Jean-Baptiste Day)」とも呼ばれます。
ケベック州だけの祝日で、ほかの州・準州では休みになりません。カナダ全体の祝日はカナダの祝日(連邦と州)にまとめています。
法律で決まった祝日
ケベック州政府のページ(新しいタブで開く)によると、1978年6月8日に成立した「フェット・ナシオナル法(Loi sur la fête nationale)」は、サン・ジャン・バティストの日である6月24日をフェット・ナシオナルとし、休みの祝日(férié et chômé)と定めています。
働く人の扱い
フェット・ナシオナル法(新しいタブで開く)と、ケベック州の労働基準を扱う CNESST(Commission des normes, de l’équité, de la santé et de la sécurité du travail)の祝日のページ(新しいタブで開く)によると、6月24日の扱いは次のとおりです。
| 場合 | 扱い |
|---|---|
| ふだんどおり休む | 雇用主は祝日の手当(indemnité)を払う |
| 6月24日が日曜日 | ふだん日曜日に働かない人は、6月25日が休みになる |
| 6月24日がもともと休みの日(日曜日以外) | 代わりの休みを、6月24日の前か後の働く日にとる |
| 6月24日が年次休暇中 | 代わりの休みの日を、雇用主と働く人で決める |
| 病院、タクシー、バス、ガソリンスタンド、コンビニ(dépanneur)、ホテルなどで当日働く | その日の賃金に加えて、雇用主が選んで、手当を払うか、前か後の働く日に代わりの休みを与える |
- 手当の額は、6月24日の週の前の4週間(給与の締めで数えて、まるまる4週分)に得た賃金の20分の1です。残業代は含めません。歩合で払われる人は、前の12週間の賃金の60分の1です。
- CNESST は、この祝日を受ける条件は、6月24日に雇われていることだけだと説明しています。ほかの祝日にある「前後の働く日に休まないこと」という条件は、6月24日にはありません。
成り立ち
州政府は、1834年にモントリオールで開かれたサン・ジャン・バティストの祝宴を、フェット・ナシオナルの始まりとしています。新聞の発行人ルドジェ・デュヴェルネ(Ludger Duvernay)が開いたもので、60人ほどが集まりました。
祝い方
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 前夜の6月23日と、当日の6月24日に催しが行われる |
| 場所 | 州内の各地で、地域ごとの催しが数百か所で開かれる。州政府は地域の催しに助成をしている |
| 費用 | 州政府は、州内の各地の催しに無料で参加できると案内している(2025年) |
| 大きな催し | ケベック・シティ(州都)とモントリオールで大きなステージの催しがある |
2025年のテーマは、ジル・ヴィニョー(Gilles Vigneault)が作詞した歌「Gens du pays」の50周年でした。2026年は、ギ・ラフルール(Guy Lafleur)の生誕75年がテーマです。催しの予定は、州政府のフェット・ナシオナルのサイト(新しいタブで開く)に出ます。
お店の営業
ケベック州政府の店の営業時間のページ(新しいタブで開く)によると、2026年6月24日(水)は、一般の小売店は休業です。2026年7月1日(水)のカナダ・デーも同じく休業です。
- 薬局(pharmacies)は、祝日を含めて24時間営業ができます。
- 食料品店と州の酒類販売公社(SAQ)は、売り場の広さ(375m²)などによって決まりが違います。
この決まりは、ケベック州の店の営業日と営業時間についての法律(Loi sur les heures et les jours d’admission dans les établissements commerciaux)によるもので、州政府のページは毎年更新されます。
ここに注意してね!
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