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ドアを押さえて待つ(Holding the door)

ひとことで言うと

カナダでは、建物の入口で前の人がドアを押さえて待っていてくれた、という話を聞くことがあります。決まりではなく、人や場所によって違う習慣です。手伝うときは「相手に聞いてから」という考え方も、連邦政府の機関の手引きで紹介されています。

目次
  1. 後ろの人のためにドアを押さえる
  2. 「手伝う前に聞く」という考え方
  3. 日本との違い・注意点

後ろの人のためにドアを押さえる

カナダに来た人から、「お店やビルの入口で、前の人がドアを押さえて待っていてくれた」という話を聞くことがあります。少し離れていても待っていてくれて、こちらが小走りになった、という声もあります。

そんなときに「Thank you」「Thanks」とひと言返すと、気持ちよく通れます。自分が先に通るときに後ろの人がいたら、少しドアを押さえておくと、相手にも喜ばれるかもしれません。

ただし、これは法律や決まりではありません。人や場所、そのときの混み具合によって違います。ドアを押さえてもらえなかったからといって、失礼だということでもありません。

カナダでよく耳にする「Sorry」の話は「「Sorry」をよく耳にする」で紹介しています。

「手伝う前に聞く」という考え方

ドアを押さえるのは、ちょっとした手助けです。手助けについては、連邦政府のカナダ運輸庁(Canadian Transportation Agency、CTA)が、交通機関で働く人向けに障害のある人と接するときの手引き(新しいタブで開く)を出しています。

この手引きでは、次のような考え方が紹介されています。

  • 手助けを申し出ても、押しつけない
  • どう手伝えばよいかを本人に聞き、思い込みで動かない
  • ドアを開けるのに苦労しているように見えたら、手伝いを申し出る

仕事の場面向けの手引きですが、ふだんの暮らしでも参考になる考え方です。「Can I get the door for you?」のように、ひと声かけてから手伝うと、相手も受け入れやすくなります。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • ドアを押さえるのは決まりではなく、人によって違う習慣です。してもらったらお礼を言う、自分もできるときはする、くらいの気持ちで十分です。
  • 手助けは、相手に聞いてからが基本です。車いすの人や目の不自由な人などに対しても、思い込みで手を出さず、まず聞きます。
  • 日本のマナーとカナダの決まりの違いは「マナーの違い」、家に入るときの靴の話は「家では靴を脱ぐ」で扱っています。

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