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一日に四季がある(山の天気とシヌーク)

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ひとことで言うと

「朝は冬、昼は春」のように、一日のうちに天気ががらりと変わる日があります。カナダ公園局は、山の天気はすぐに変わり、どの月でも雪が降ることがあると注意しています。アルバータ州南部では、暖かい風「シヌーク(Chinook)」で数時間のうちに気温が上がることもあります。

目次
  1. 朝は冬、昼は春
  2. 山の天気は「どの月でも雪」
  3. 暖かい風「シヌーク」
  4. 予報にも出る「気温が下がる日」
  5. 日本との違い・注意点
春3–5月夏6–8月秋9–11月冬12–2月

朝は冬、昼は春

「朝はダウンジャケット、昼はTシャツ、夕方はまた上着」。カナダでは、一日のうちに季節が入れ替わったように感じる日がある、という話を聞くことがあります。とくに山の近くや、春・秋の変わり目には、そう感じる人もいるかもしれません。

公式のページでも、天気が急に変わることへの注意がたびたび出てきます。

山の天気は「どの月でも雪」

カナダ公園局(Parks Canada)は、山の国立公園で天気の急な変化に注意するよう呼びかけています。

ブリティッシュコロンビア州(BC)のグレイシャー国立公園のハイキングのページ(新しいタブで開く)には、山の天気はすぐに変わり、どの月でも雪が降ることがある、と書かれています。持ち物には、帽子と手袋、緊急時のための予備の暖かい服が挙げられています。

アルバータ州のバンフ国立公園を通る山の道、アイスフィールド・パークウェイの案内ページ(新しいタブで開く)も、天気と道路の状態は季節によって、さらには1時間ごとにも変わることがあるとしています。出かける前に ECCC の天気予報を確かめるよう勧めています。

夏のハイキングでも、上着や手袋を持っていくのはこのためです。

暖かい風「シヌーク」

アルバータ州南部には、気温を一気に上げる暖かい風があります。**シヌーク(Chinook)**です。

カナダ公園局のウォータートン・レイクス国立公園の気候のページ(新しいタブで開く)によると、この公園ではシヌークがアルバータ州のほかの多くの場所よりもよく吹きます。シヌークは、ほんの数時間で気温を急に上げることがあり、風速が時速120kmを超えることもあります。冬の気温が、氷点下をはるかに下回るところから10℃を超えるところまで変わることもある、と書かれています。

ブラックフット(Blackfoot)の言葉では、シヌークを「asi’kssopo(暖かい風)」と呼ぶ、とも紹介されています。このページには、「天気が気に入らなければ5分待て」という言い回しも紹介されています。

カルガリーのシヌークについては「カルガリーの冬とシヌーク」の記事で扱います。

予報にも出る「気温が下がる日」

環境・気候変動省(Environment and Climate Change Canada、ECCC)の天気予報の用語のガイド(新しいタブで開く)によると、日中に気温が下がる、夜に気温が上がるといった、ふつうと違う変化が3℃以上見込まれるときは、予報にそのことが書かれます。

予報の「temperature falling(気温が下がる)」といった言葉に気づいたら、上着を1枚足しておくと安心です。予報の言葉は「天気の話で盛り上がる」の記事でも紹介しています。

ここに注意してね!

  • 山に出かけるときは、夏でも冬用の服を1枚持っていくのが基本です。カナダ公園局も、どの月でも雪が降ることがあるとしています。
  • 天気が急に変わることがあるので、出かける前だけでなく、出先でも予報を確かめておくと安心です。
  • 季節ごとの平均的な気温は「季節と気温を比べる」、冬の寒さの目安は「冬のあるある」の記事で扱います。
  • 天気が荒れそうなときは、ECCC の気象警報が出ることがあります。見方は「気象警報の見方」の記事で扱います。

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