天気の話で盛り上がる(Humidex・降水確率の読み方)
カナダでは、天気が会話のきっかけになる場面がよくあります。話についていくために知っておきたいのが、夏の「Humidex(湿度を加えた体感の指数)」や、予報の「降水確率(chance of precipitation)」です。環境・気候変動省(ECCC)の説明をもとに紹介します。
会話のきっかけは天気
カナダで暮らし始めた人から、「天気の話がよく出る」という声を聞くことがあります。エレベーターやレジの列、職場の朝のあいさつで、こんな言葉が交わされる場面です。
- 「Nice day, eh?(いい天気だね)」
- 「Cold enough for you?(寒いね)」
- 「Supposed to snow tomorrow.(明日は雪らしいよ)」
もちろん、どのくらい天気の話をするかは人や地域によって違います。ただ、天気予報の言葉を少し知っておくと、こうした会話に入りやすくなります。冬の「体感温度(wind chill)」は「冬のあるある」で扱っているので、ここでは夏と、毎日の予報の言葉を紹介します。
夏は「Humidex」
夏の天気予報や会話で耳にするのが Humidex(ヒューミデックス) です。
環境・気候変動省(Environment and Climate Change Canada、ECCC)のHumidex のページ(新しいタブで開く)によると、Humidex は、蒸し暑い天気がふつうの人にどう感じられるかを表す数字です。気温と相対湿度を組み合わせて、体で感じる温度を1つの数字にしたもので、単位はつけません。
ECCC の例では、気温が21℃で湿度が100%のとき、肌では29℃のように感じられ、Humidex は29になります。
| Humidex | 感じ方の目安 |
|---|---|
| 20〜29 | ほとんど不快ではない |
| 30〜39 | やや不快 |
| 40〜45 | とても不快。激しい運動は避ける |
| 45を超える | 危険。熱中症のおそれ |
「It’s 30 with the humidex.(Humidex で30だって)」のように、気温とあわせて話題になります。暑さへの備えは「熱波」の記事で扱います。
予報の「降水確率」
天気予報の「降水確率(chance of precipitation、COP)」にも、決まった意味があります。
ECCC の天気予報の用語のガイド(新しいタブで開く)によると、降水確率は、予報の期間中に、予報の地域のどこか1地点で、測れる量の雨や雪(雨なら0.2mm、雪なら0.2cm)が降る確率です。予報に出るのは30〜70%のときで、10%きざみで示されます。
同じガイドには、日中に気温が下がったり、夜に上がったりする「ふつうと違う変化」が3℃以上見込まれるときは、予報にそのことを書く、とあります。「午後から気温が下がる」という予報が出たら、話のネタになりそうです。
予報を確かめる
ECCC は、無料の天気アプリ「WeatherCAN(新しいタブで開く)」を出しています。カナダの1万か所以上の現在の天気と7日間の予報、気象警報などが見られます。警報の見方は「気象警報の見方」の記事で扱います。
ここに注意してね!
- カナダの夏の予報や暑さの情報では、気温とあわせて Humidex が示されることがあります。数字の意味を知っておくと、夏の会話や服選びに役立ちます。
- カナダの降水確率は、30〜70%のときにだけ予報に出ます。数字が出ていないからといって、雨や雪がまったく降らないとは限りません。
- 天気の話は、知らない人とも気軽にできる話題の一つです。英語に自信がなくても、「Nice day!」の一言から会話が始まることもあります。
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