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配偶者のオープンワークパーミット(Spousal open work permit)

在住留学
ひとことで言うと

カナダで学ぶ留学生や働く外国人の配偶者・コモンロー・パートナーは、条件を満たせばオープンワークパーミットを申請できます。2025年1月21日から対象が絞られ、留学生は修士(16か月以上)・博士・一部の専門課程、就労者は高度な職種などに限られます。子どもは原則として対象外になりました。

目次
  1. 配偶者のオープンワークパーミットとは
  2. 留学生の配偶者の場合
  3. 就労者の配偶者の場合
  4. 手順
  5. 費用
  6. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

配偶者のオープンワークパーミットとは

カナダで学ぶ留学生や、就労許可で働く外国人の配偶者(spouse)とコモンロー・パートナー(common-law partner、事実婚のパートナー)は、条件を満たせばオープンワークパーミットを申請できます。オープンワークパーミットは、原則としてどの雇用主のもとでも働ける就労許可です(「オープンと雇用主指定の違い」)。

IRCCのオープンワークパーミットのページ(新しいタブで開く)では、対象として「留学生の配偶者・コモンロー・パートナー」「就労許可を持つ人の家族」「永住権の申請者の家族」などが別々にあげられています。どの立場かによって条件が違います。

2025年1月21日から、留学生と就労者の配偶者が対象になる条件が絞られました。以前に家族と一緒に来た人の情報は、いまの条件と違うことがあります。

留学生の配偶者の場合

IRCCの留学生の配偶者のページ(新しいタブで開く)によると、2025年1月21日から、留学生本人が有効な学習許可を持ち、次のどれかで学んでいる場合に、配偶者・コモンロー・パートナーが対象になることがあります。

  • 16か月以上の修士課程
  • 博士課程
  • 次の専門の学位課程:歯学(DDS、DMD)、法学(LLB、JD、BCL)、医学(MD)、検眼学(OD)、薬学(PharmD、BS、BSc、BPharm)、獣医学(DVM)、看護学(BScN、BSN、BNSc、BN)、教育学(BEd)、工学(BEng、BE、BASc)
  • 指定されたプログラム(ケベック州以外のフランス語圏少数派コミュニティの学生パイロット〈FMCSP〉、一部の州の医療職向けの課程など)

配偶者の就労許可の期間は、多くの場合、留学生本人の学習許可と同じ期間です。この制度では、子どもは対象になりません。条件に当てはまらない配偶者も、別の種類の就労許可を取れる場合があります。

就労者の配偶者の場合

IRCCの就労者の家族の条件のページ(新しいタブで開く)では、働いている本人(主たる申請者)の立場ごとに条件が分かれています。主なものは次のとおりです。

働いている本人の立場主な条件
高度な職種で働く人(永住権の経路にない)TEER 0・1のすべての職種、またはTEER 2・3の指定された職種で働く。配偶者の申請をIRCCが受け取ってから16か月以上、本人の就労許可が有効
経済移民の永住権を申請し、そのために就労許可を受けた人配偶者の申請の受け取りから6か月以上、本人の就労許可が有効。カナダで暮らして働いている(予定を含む)
TEER 4・5の職種で働き、対象の永住権の経路にいる人(まだ永住権を申請していない)配偶者の申請の受け取りから6か月以上、本人の就労許可が有効
大型投資プロジェクト(SIP)の協定で働く人(2026年3月23日から)職種のTEERは問わない。16か月の有効期間は不要

TEERは、カナダの職業分類(NOC)で、仕事に必要な教育・訓練・経験・責任の程度を示す区分です(「職業分類(NOC・TEER)」)。TEER 2・3で対象になる職種は、職業コードの一覧でIRCCのページに載っています。

高度な職種で働く人(永住権の経路にない人)の家族については、2025年1月21日から、扶養する子どもはこの制度でのオープンワークパーミットの対象外になりました。

永住権を申請している人の家族、スポンサーを受けている配偶者については、それぞれ別の制度があります。永住申請中の本人のつなぎの許可は「永住申請中のつなぎの就労許可(BOWP)」で扱います。

手順

  1. 本人(留学生または就労者)の立場と、許可の残りの期間を確かめる。
  2. IRCCのウェブサイトの質問に答えて、配偶者の申請に必要な書類の一覧を作る。
  3. 結婚または事実婚の関係を示す書類、本人の学習許可・就労許可の写し、在学証明や雇用の書類など、一覧にある書類を用意する。
  4. 多くの場合、配偶者がIRCCのアカウントからオンラインで申請し、料金を払う。
  5. 指示があれば、バイオメトリクスの登録や健康診断を受ける。

費用

2026年10月時点のIRCCの料金表(新しいタブで開く)による額です。

項目金額
就労許可1人C$155
オープンワークパーミットの手数料C$100
バイオメトリクス(必要な場合)1人C$85(2人以上の家族はC$170まで)

ここに注意してね!

  • カナダの移民制度では、法律上の結婚だけでなく、コモンロー・パートナー(事実婚)も配偶者と同じように扱われる場面があります。条件はIRCCの定義に従います。
  • 2025年1月21日から条件が大きく変わりました。語学学校やカレッジに通う留学生、多くの職種の就労者の配偶者は、この制度の対象になりません。家族で渡航する前に、本人の課程や職種が対象かを確かめることが大切です。
  • 子どもが働くための許可は、この制度では原則として出ません。子どもの就学は学習許可の扱いになります。
  • 本人の学習許可・就労許可の期間が、配偶者の許可の期間に影響します。
  • 対象になるかの判断は、IRCCか登録移民コンサルタント(RCIC)に相談します。

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