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ワーホリでよくある仕事

ワーホリ
ひとことで言うと

ワーキングホリデーの就労許可は雇用主を問わないオープンな許可ですが、仕事によっては別の条件があります。保育・学校・医療などの仕事には移民の健康診断が必要で、BCでお酒を出す仕事には Serving It Right の資格が求められます。給料や働き方のルールは州の雇用基準で決まります。

目次
  1. ワーホリの就労許可で働ける仕事
  2. 健康診断が必要な仕事
  3. お酒を出す仕事(BC・オンタリオ州の例)
  4. 接客の仕事とチップ
  5. 手順
  6. 費用
  7. 日本との違い・注意点

ワーホリの就労許可で働ける仕事

ワーキングホリデー(IEC Working Holiday)の就労許可は、雇用主の指定がない「オープン」な許可です。入国時に受け取る許可証に、雇用主が「open」、勤務地が「unknown」と書かれていれば、オープンな就労許可です(IRCCの到着準備のページ(新しいタブで開く))。制度の全体は「日本人のワーキングホリデー」で扱います。

ただし、オープンな許可でも、仕事の種類によっては別の条件があります。働き始める前に、自分の許可証に書かれた条件と、仕事に必要な資格を確かめることが大切です。

健康診断が必要な仕事

移民・難民・市民権省(IRCC)の一時滞在者の健康診断のページ(新しいタブで開く)によると、次のような仕事をする一時滞在の労働者は、移民の健康診断(immigration medical exam)を受ける必要があります。

  • 医療の現場で働く人
  • 臨床検査の仕事をする人
  • 長期療養施設(long-term care homes)で患者の世話をする人
  • 小学校・中学校・高校、保育の現場で働く人
  • 家事労働者(domestic workers)
  • 子ども、高齢者、障がいのある人の世話を家庭でする人(in-home caregivers)

特定の国に6か月以上続けて滞在した、または住んだことがある農業労働者も対象になります。

健康診断を受けていないと、就労許可に医療上の制限(medical restrictions)が付くことがあります。IRCCは、移民の健康診断に合格していれば、許可証に医療上の制限は付かないはずだと説明しています。ベビーシッター、保育園、学校のアシスタントなどの仕事を考えているときは、許可証の条件を確かめます。申請のときの健康診断の扱いは「ワーホリの申請の流れ」で扱います。

お酒を出す仕事(BC・オンタリオ州の例)

レストランやバーでお酒を出す仕事には、州ごとの研修や資格が求められることがあります。ブリティッシュコロンビア州(BC)では、州政府のページ(新しいタブで開く)が、一般に、酒類の免許を持つ事業者、管理者、お酒を出す従業員(servers)は、Serving It Right(SIR)という資格が必要だと説明しています。必要かどうかは、店の酒類の免許の種類によって変わります。ほかの州の有効な資格を持っている人は、SIRがいりません。

SIRは、オンラインで学んで試験を受けます。

項目内容(2026年10月時点)
学習時間の目安約4時間
試験35問の選択式。80%(28問)以上の正解で合格
有効期間合格から5年

オンタリオ州では、オンタリオ州酒類・賭博委員会(Alcohol and Gaming Commission of Ontario、AGCO)が研修のルールを決めています。AGCO のお知らせ(新しいタブで開く)によると、次のとおりです。

  • お酒の販売・提供・配達・試飲にかかわる人と、客からお酒の注文を受ける人は、AGCO の理事会が認めた研修の有効な(期限切れでない)修了証を持つ必要があります。お知らせが出た2021年11月の時点では、認められた研修は Smart Serve だけでした。
  • Smart Serve の修了証は、発行から5年で期限が切れます。働き続けるには、期限が切れる前に研修を受け直します。
  • 従業員が有効な修了証を持っているようにするのは、酒類の免許を持つ事業者の責任です。

自分の修了証の期限は、Smart Serve のアカウントで確かめられると案内されています。

ほかの州・準州にも、お酒を出す仕事の研修の制度があります。働く州で必要な資格は、雇用主や州の窓口に確かめます。

接客の仕事とチップ

飲食店などの接客の仕事では、チップを受け取ることがあります。チップは最低賃金とは別のものです。最低賃金は州・準州ごとに違います(「州ごとの最低賃金」)。チップの扱いは「チップの扱いと雇用主の取り分」で扱います。

手順

  1. 入国時に受け取った就労許可証の内容(雇用主、勤務地、条件)を確かめる。
  2. 社会保険番号(SIN)を申請する(「社会保険番号(SIN)」)。
  3. カナダ式の履歴書を用意する(「カナダ式の履歴書とカバーレター」)。
  4. 求人を探す(「カナダでの仕事の探し方」)。
  5. 健康診断や州の資格が必要な仕事かどうかを確かめ、必要なら働き始める前に用意する。
  6. 働き始めたら、給与明細で時給と天引きを確かめる(「給与明細の読み方と天引き」)。

費用

BCのSIRは、学習は無料で、試験はC$40に税金が加わります。試験は3回まで受けられます(2026年10月時点)。

ここに注意してね!

  • ワーホリの就労許可はオープンですが、保育、学校、医療などの仕事には、移民の健康診断が必要です。受けていないと、許可証に制限が付くことがあります。
  • お酒を出す仕事には、州の資格が必要なことがあります。BCでは Serving It Right、オンタリオ州では Smart Serve です。
  • 給料、休憩、残業などのルールは、州・準州の雇用基準で決まります。雇用主に雇われて働く人に適用されます(「州ごとの雇用基準」)。
  • 仕事を紹介すると言ってお金を求める話には注意が必要です(「仕事探しの詐欺に注意」)。
  • 自分の許可証の条件についての判断は、IRCCに確かめます。

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