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人脈づくりと情報面接(Networking・Informational interview)

ひとことで言うと

カナダでは、求人として公開されないまま埋まる仕事が多く、知り合いを通じて仕事を見つける人が多いとカナダ政府の求人サイト Job Bank は説明しています。働きたい職場の人に話を聞く、専門団体や就職フェアに参加する、ボランティアをするなどの方法で、仕事上の人脈を広げます。

目次
  1. 公開されない求人がある
  2. 人脈を広げる方法
  3. ボランティア
  4. 定住支援団体の支援
  5. 手順
  6. 日本との違い・注意点
HIRING

公開されない求人がある

カナダ政府の求人サイト Job Bank の新しく来た人向けのページ(新しいタブで開く)は、多くの仕事は求人広告が出ず、働く人は知り合いを通じて仕事を見つけることが多いと説明しています。そのため、仕事上の人脈(professional network)をつくることが大切だとしています。

Job Bank の仕事の探し方のページ(新しいタブで開く)は、こうした公開されない求人を「隠れた求人市場(hidden job market)」と呼んでいます。求人広告を出すにはお金と時間がかかるため、多くの場合、空いた職は非公式に埋まるという説明です。空きの情報は、管理職、従業員、取引先、個人的な知り合いの間で伝わります。

求人サイトでの探し方は「カナダでの仕事の探し方」で扱います。この記事では、人を通じた探し方をまとめます。

人脈を広げる方法

Job Bank は、人脈づくりは対面でもオンラインでもできるとして、次のような方法を挙げています。

方法内容
働きたい職場の人に話を聞くどうやってその仕事に就いたか、そこで働くには何を知っておくべきかを聞き、ほかの人を紹介してもらう
専門団体(professional association)に入る同じ分野で働く人とつながる
LinkedIn のプロフィールを作るオンラインでつながる
セミナーやワークショップに出る分野の人と知り合う
就職フェア(job fair)に行く雇用主と求職者が会って、仕事について話す催し
会社に直接当たる働きたい会社を調べ、採用ページ(Careers)を見る

情報面接(Informational interview)

働きたい職場や分野の人に会って話を聞くことを、情報面接(informational interview)と呼ぶことがあります。仕事を頼む場ではなく、仕事の中身や、その分野に入る方法を教えてもらう場です。Job Bank は、どうやってその仕事に就いたか、そこで働くには何を知っておくべきかを聞き、ほかの人を紹介してもらうよう勧めています。

メンター

Job Bank によると、人脈を広げるうちに、メンター(mentor)が見つかることもあります。メンターとは、その分野で経験があり、相談に乗ってくれる人です。地域の定住支援団体(settlement service provider)も、メンターとのつながりづくりを手伝います。

ボランティア

Job Bank は、ボランティアを、経験を積む良い方法としています。カナダの職場の文化を学び、語学を練習し、仕事探しを助けてくれる人に出会えることがあります。推薦者(reference)になってくれる人に出会えることもあります。応募する仕事に関係するボランティア経験は、履歴書にも書けます(「カナダ式の履歴書とカバーレター」)。

ボランティアの探し方は「ボランティアと地域とのつながり」で扱います。

定住支援団体の支援

Job Bank によると、多くの地域の定住支援団体が、仕事探しのワークショップや支援を行っています。語学の訓練、面接の準備、職場の文化の案内、メンターとのつながりづくり、履歴書とカバーレターの手伝いなどです。近くの団体は、移民・難民・市民権省(IRCC)の新しく来た人向けのサービス検索(新しいタブで開く)で探せます。定住支援団体については「定住支援サービス」で扱います。

手順

  1. 就きたい仕事と、働きたい会社や分野を決める。
  2. LinkedIn のプロフィールと履歴書を整える。
  3. その分野で働く人を探し、話を聞かせてほしいと頼む。どうやって仕事に就いたか、何を知っておくべきかを聞き、ほかの人を紹介してもらう。
  4. 専門団体、セミナー、就職フェアに参加する。
  5. 関係する分野でボランティアをする。
  6. 定住支援団体のワークショップやメンターの制度を調べる。
  7. 知り合った人には、話を聞かせてもらったお礼を伝え、その後も連絡を保つ。

ここに注意してね!

  • Job Bank によると、カナダでは空いた職が求人広告を出さずに、知り合いを通じて非公式に埋まることが多くあります。求人サイトを見るだけでなく、人とのつながりも仕事探しの方法になります。
  • 情報面接は、その場で仕事を頼むためのものではありません。話を聞くことと紹介を受けることが目的です。
  • 紹介を受けたあとの面接の準備は「面接とリファレンスチェック」で扱います。
  • 仕事探しでは、うまい話を持ちかける詐欺にも気をつけます(「仕事探しの詐欺に注意」)。

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