ボランティアと地域とのつながり(Volunteering)
カナダでは、地域の催し、図書館、福祉の団体など、多くの場面でボランティアが活動しています。地域のボランティアセンターを通じて活動先を探せます。一時滞在の人は、無報酬でも移民法上の「仕事」に当たる活動があるため、活動の内容に注意します。
カナダのボランティア
カナダでは、祭りや地域の催し、博物館、図書館、福祉の団体、スポーツの大会など、さまざまな場面をボランティアが支えています。地域の人と知り合ったり、英語やフランス語を使う機会を増やしたりする場にもなります。
全国の団体であるボランティア・カナダ(Volunteer Canada)は、自らの説明(新しいタブで開く)で、誰もが参加できるよう妨げを取り除き、つながりのある地域づくりに貢献できるようにすることを目的に掲げています。非営利の団体への調査や助言、ボランティアの受け入れの仕組みづくりの手引きも行っているとしています。
活動先の探し方
- 地域のボランティアセンター:ボランティア・カナダは、全国のボランティアセンターの一覧(Volunteer Centre Directory)(新しいタブで開く)を出しています。一覧には、ケベック州の「Centre d’action bénévole」など、各地のセンターが載っています。
- 定住支援の団体:移民向けの定住支援の団体は、地域の暮らしの情報の窓口です。「定住支援サービス」で扱います。
- 図書館:図書館は地域の催しの情報が集まる場所です。「図書館と無料で使えるサービス」で扱います。
- 催しや団体:大きな祭りや催しの多くは、ボランティアが運営に加わっています。主催団体の案内を確かめます。
一時滞在の人が注意すること
移民・難民保護規則(Immigration and Refugee Protection Regulations)第2条は、「仕事(work)」を次のように定めています。
- 賃金や手数料が支払われる活動
- カナダの労働市場で、カナダ市民や永住者の活動と直接競合する活動
そのため、お金を受け取らない活動でも、カナダの人の仕事と直接競合する活動は、移民法上の「仕事」に当たることがあります。観光や学習許可などで滞在している人が、自分の在留資格で許されている範囲かどうか迷うときは、移民・難民・市民権省(IRCC)や RCIC(登録移民コンサルタント)に確かめます。
子どもや高齢者と関わる活動
子どもや支援が必要な大人と関わる活動では、団体から犯罪経歴の確認(Criminal record check)を求められることがあります。BC では、犯罪経歴の確認の法律(Criminal Records Review Act)(新しいタブで開く)が、登録された団体で子どもや支援が必要な大人と関わる従業員とボランティアを対象にしています。確認の手続きは、団体を通じて行います。
手順
- 興味のある分野と、使える時間を決める。
- 地域のボランティアセンター、定住支援の団体、図書館などで募集を探す。
- 一時滞在の人は、活動が自分の在留資格で許される範囲かを確かめる。
- 団体に申し込む。面談、研修、犯罪経歴の確認などを求められることがある。
- 活動の内容と時間を記録しておく。
ここに注意してね!
- カナダでは、地域の催しや施設の多くがボランティアに支えられています。たとえばカルガリー・スタンピードは3,000人以上のボランティアが支えていると主催団体が説明しています(「カルガリー・スタンピード」)。
- 子どもや支援が必要な人と関わる活動では、犯罪経歴の確認を求められることがあります。
- オンタリオ州の高校には、卒業の条件として地域での活動の時間があります。「オンタリオ州の学校」で扱います。
- 無報酬でも、内容によっては移民法上の「仕事」に当たることがあります。在留資格に関わる判断は IRCC や RCIC に相談します。
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