ニューブランズウィック州(New Brunswick、NB)
カナダ東部の大西洋側にある州で、州都はフレデリクトンです。英語とフランス語の両方を公用語とするカナダで唯一の州です。2021年国勢調査の人口は約78万人。時刻はノバスコシア州と同じ大西洋時間で、日本の総領事館は在モントリオール日本国総領事館の管轄です。
データで見るニューブランズウィック州
New Brunswick(NB)。 2021年国勢調査で日本生まれの人は120人。全国の41,690人の0.3%です。
州の基本データ
ニューブランズウィック州は、カナダ東部の大西洋側にある州です。州政府の州の紹介ページ(新しいタブで開く)によると、ケベック州ガスペ半島の南、アメリカのメイン州の隣にあり、ノバスコシア州・プリンスエドワードアイランド州とともに「沿海州(Maritime provinces)」の一つです。州都はフレデリクトン(Fredericton)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口(2021年国勢調査) | 775,610人(2016年から3.8%増) |
| 陸地面積 | 71,248.50km²(人口密度は1km²あたり10.9人) |
| 州都 | フレデリクトン(Fredericton) |
| 時間帯 | 大西洋標準時(夏は大西洋夏時間) |
| 日本生まれの人 | 120人(2021年国勢調査) |
人口と面積はカナダ統計局(Statistics Canada)の2021年国勢調査の統計表(新しいタブで開く)の数字です。州政府は、主な都市としてバサースト、キャンベルトン、ディエップ、エドモンストン、フレデリクトン、ミラミチ、モンクトン、セントジョンの8つを挙げています。セントジョン(Saint John)は、ニューファンドランド・ラブラドール州の州都セントジョンズ(St. John’s)とは別の都市です。
言葉
州政府の基本情報のページ(新しいタブで開く)は、ニューブランズウィック州を「カナダで唯一の公式の二言語州」とし、人口の約33%がフランス語を話すとしています。
2021年国勢調査で「話せる公用語」を尋ねた結果は次のとおりです。
| 話せる公用語 | 割合 |
|---|---|
| 英語だけ | 57.9% |
| 英語とフランス語の両方 | 34.0% |
| フランス語だけ | 7.9% |
| どちらも話せない | 0.2% |
英語とフランス語の両方を話せる人の割合は、ノバスコシア州(約10%)よりかなり高くなっています。
日本生まれの人
カナダ統計局の2021年国勢調査では、ニューブランズウィック州に住む日本生まれの人は120人です。
| 区分 | 人数 |
|---|---|
| 移民(永住権を得た人。カナダ国籍を取った人を含む) | 75人 |
| 非永住者(就労・学習許可、ワーキングホリデーなど) | 20人 |
| 非移民(カナダ国籍の親から日本で生まれた人など) | 25人 |
国勢調査は2021年5月時点の数字で、5や10の単位に丸められているため、内訳を足しても総数と合わないことがあります。
時間帯
州政府の基本情報のページ(新しいタブで開く)によると、ニューブランズウィック州はノバスコシア州・プリンスエドワードアイランド州と同じ大西洋標準時(夏は大西洋夏時間)です。メイン州やケベック州から入るときは、時計を1時間進めます。
同じ時間帯のノバスコシア州と同じく、日本との時差は標準時の間は13時間、夏時間の間は12時間(どちらも日本が進んでいる)です。各地の時差は「6つの時間帯と日本との時差」、夏時間は「夏時間と時計を変えない州・準州」で扱います。
気候
カナダ環境・気候変動省(Environment and Climate Change Canada)の平年値(1991〜2020年)(新しいタブで開く)では、州都フレデリクトンの数字は次のとおりです。
| 観測所 | 1月の日平均気温 | 1月の日最低気温 | 7月の日最高気温 | 年間降水量 | 年間降雪量 |
|---|---|---|---|---|---|
| フレデリクトン空港 | −9.2℃ | −14.6℃ | 25.9℃ | 1,022.3mm | 241.3cm |
冬は海沿いのハリファックスより寒く、雪は年に240cmほど降ります。降水量は10月(106.3mm)が最も多くなっています。全国の気候は「カナダの気候」で扱います。
日本とのつながり
外務省の領事官の管轄区域の一覧(新しいタブで開く)では、ニューブランズウィック州は在モントリオール日本国総領事館の管轄です。
州の主な手続きの窓口
| 手続き | 窓口 | 内容 |
|---|---|---|
| 医療保険 | ニューブランズウィック州メディケア(New Brunswick Medicare) | 申し込みはオンライン、郵送・メール、サービス・ニューブランズウィック(Service New Brunswick)の窓口で |
| 賃貸 | 借主・家主関係事務所(Tenant and Landlord Relations Office) | 住宅賃貸法(Residential Tenancies Act)にもとづく相談。電話1-888-762-8600 |
医療保険(メディケア)
州の加入資格のページ(新しいタブで開く)によると、対象は、カナダにいる法的な資格があり州に生活の本拠を置く住民と、条件を満たす留学生です。旅行者や訪問者、ほかの州から来た学生は対象外です。
申し込みのページ(新しいタブで開く)では、保険が始まる時期を次のように説明しています(2026年10月時点)。
| 立場 | 保険が始まる時期 |
|---|---|
| カナダのほかの州・準州から移った人 | 州に住み始めた月から数えて3か月目の翌月1日(例:7月20日に移ると10月1日) |
| カナダの外から移った人 | 条件を満たし、州に生活の本拠を置いたと認められれば、州に着いた日から |
| 留学生 | 州の規則では、授業の初日か学習許可の開始日の遅いほう |
就労許可の人について、州の医療サービス支払法の一般規則(Regulation 84-20)(新しいタブで開く)は、保険の対象者に「仕事のためにカナダへの入国を認められた人」を含めています。この規則には、留学生のような許可の期間の条件(6か月以上)は、仕事のための入国者については書かれていません。申し込みでは有効な就労許可を出し、許可の期限が近いときは、移民・難民・市民権省(IRCC)の受領の手紙など、在留資格が続いていることを示す書類を出します(必要書類のページ(新しいタブで開く))。保険がいつから始まるかは、メディケアに確かめます。
留学生は、州の規則(Regulation 84-20)(新しいタブで開く)の第4条(7)により、指定の学校にフルタイムで在籍し、カナダに6か月以上続けて滞在できる有効な学習許可を持っていることが条件です。保険は、授業の初日か学習許可に書かれた開始日の、遅いほうから始まります。州の案内では、学年(少なくとも9月〜4月)を通じて有効な許可を出すことになっています。交換留学生やパートタイムの学生は対象外です。各州の待機期間は「州の医療保険の待機期間」、大西洋側の4州の医療保険は「大西洋4州の医療保険」で扱います。
賃貸
州政府の借主の権利と責任のページ(新しいタブで開く)によると、借主の権利と責任は住宅賃貸法で決まっています。借主は、家賃の値上げや契約の変更・終了の通知について、住宅賃貸担当官(Residential Tenancies Officer)に見直しを求めることができます。州ごとの制度は「州ごとの賃貸の法律」にまとめます。
日本とのちがいと注意点だよ!
- ニューブランズウィック州は英語とフランス語の両方が公用語です。州政府のウェブサイトも英語とフランス語の両方で読めます。
- 夏時間があり、日本との時差は季節で12時間と13時間に変わります。
- ほかの州から移ると、州の医療保険は3か月目の翌月1日からです。州政府は、その間の保険について前に住んでいた州に確かめるよう勧めています。
- 日本の旅券法第16条により、外国に住居を定めて3か月以上滞在する人は、管轄の大使館・総領事館に在留届を出す必要があります(在バンクーバー日本国総領事館の在留届のページ(新しいタブで開く)による)。ニューブランズウィック州に住む人の届出先は在モントリオール日本国総領事館です。出し方は「在留届の出し方と変更・帰国届」で説明します。
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