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覚えておくと便利なフランス語(ケベックの言葉)

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ひとことで言うと

ケベック州の唯一の公用語はフランス語です。ケベック州のフランス語には、fin de semaine(週末)、courriel(メール)、magasinage(買い物)のように、英語からの借用語の代わりに使われる言葉があります。ケベック州のフランス語の公的機関の資料から紹介します。

目次
  1. ケベック州ではフランス語が「唯一の公用語」
  2. 英語の代わりに使われるケベックの言葉
  3. 言葉を調べたいとき
  4. 日本との違い・注意点
Hello Bonjour

ケベック州ではフランス語が「唯一の公用語」

ケベック州政府のフランス語についてのページ(新しいタブで開く)は、フランス語をケベック州の唯一の公用語で、ケベックの人々の共通語だとしています。

フランス語憲章(Charte de la langue française)にもとづき、2023年6月1日から、州の行政機関は原則としてフランス語だけでサービスを提供することになりました。ただし例外もあり、たとえば移民の受け入れのためのサービスでは、到着から最初の6か月間、フランス語に加えてほかの言語でも連絡できるとされています。フランス語憲章については「ケベック州のフランス語憲章」の記事で扱います。

ケベック州で暮らしたり旅行したりするなら、少しでもフランス語の言葉を知っておくと役に立ちます。

英語の代わりに使われるケベックの言葉

ケベック州のフランス語の公的機関、ケベック州フランス語局(Office québécois de la langue française、OQLF)は、言葉の使い方の相談に答えるデータベース「Banque de dépannage linguistique(BDL)」を公開しています。その中の借用語についてのよくある質問(新しいタブで開く)から、日常で役に立ちそうな言葉を拾います。

言葉意味BDL の説明
fin de semaine週末ケベックでは、week-end ではなくこちらを好んで使う人が多い
courriel電子メールケベックでは mail(e-mail)より courriel が好まれる。ただし話し言葉では mail もよく使われる
magasinage買い物、ショッピングケベック特有の言葉(québécisme)。shopping はケベックでは使わないようすすめられている
lunch学校や職場に持っていく食事(お弁当)ケベックのフランス語に特徴的な借用語の例

英語をそのまま借りた言葉がまったく使われないわけではありません。BDL は、英語をそのまま借りた言葉(emprunt intégral)の例として week-end、cool、tennis などを挙げています。一方で、たとえば rush(混雑の意味など)は、ケベックの標準的な使い方では評価されず、使わないようすすめています。

つまり、ケベックのフランス語では、英語からの借用語をそのまま使う場合と、フランス語の言葉に置き換える場合があるということです。どの言葉をすすめるかは、OQLF が一つひとつ判断しています。

言葉を調べたいとき

OQLF の BDL と専門用語辞典「Grand dictionnaire terminologique(GDT)」は、どちらも「Vitrine linguistique(新しいタブで開く)」というサイトで調べられます。GDT は英語とフランス語の対訳も載せている辞典です。看板やお知らせでわからない言葉が出てきたときに役立ちます。

ケベックのフランス語の特徴は「ケベックのフランス語」の記事で扱います。

ここに注意してね!

  • カナダの公用語は英語とフランス語です(公用語法(Official Languages Act)第2条(新しいタブで開く))。一方、ケベック州の公用語はフランス語だけです。連邦と州で言葉のルールが違います(「公用語(英語とフランス語)」)。
  • ケベック州の役所では、原則としてフランス語で手続きが進みます。手続きの言葉が心配なときは、その窓口でどの言語のサービスがあるかを先に確かめておくと安心です。
  • ここで紹介したのは、OQLF がケベックの使い方として説明している言葉です。フランスのフランス語とは使う言葉が違うことがあります。

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