「eh」の使い方(文末の「エイ?」)
「eh」は文の終わりにつける短い言葉で、文法では間投詞(interjection)に分類されます。連邦政府の言葉のサイトも「He has a new car, eh?」を例に挙げています。改まった文章ではあまり使わない、話し言葉の言葉です。
「eh」は間投詞
カナダの英語といえば、文の終わりにつく「eh(エイ)」を思い浮かべる人もいるかもしれません。
カナダ政府の翻訳局(Translation Bureau)が運営する「Language Portal of Canada」の文法ガイド HyperGrammar 2(新しいタブで開く) は、eh を**間投詞(interjection)**の例として挙げています。
HyperGrammar 2 の説明をまとめると、次のとおりです。
- 間投詞は、気持ちを表すために文に加える言葉
- 文のほかの部分と文法上のつながりはない
- 後ろには感嘆符(!)が多く、疑問符(?)やコンマ(,)が来ることもある
- 改まった文章では、引用の中を除いてあまり使わない
例文として、「ouch」「hey」などと並んで、次の文が載っています。
I heard one guy say to another, “He has a new car, eh?”
「ある男の人が別の人に『あいつ、新しい車を買ったんだってね』と言っているのを聞いた」という意味です。この例では eh の後ろに疑問符がついています。
どんな場面で耳にするか
編集部のメンバーがカナダで耳にした使い方を、参考までに紹介します(公式の分類ではありません)。
- 相づちを求める:「Nice day, eh?(いい天気だよね)」のように、相手に同意を求める感じ
- 念を押す:「You’re coming tonight, eh?(今夜来るんだよね)」
- 軽い驚き:「Eh? Really?(え、本当?)」
日本語の「〜だよね」「〜でしょ」に近い場面で聞くことが多い、という印象です。ただし、人や地域、場面によって使い方はさまざまで、まったく使わない人もいます。
政府のサイトにも登場
Language Portal of Canada には、カナダ式のつづりを当てるクイズがあります。その題名は「Canadian spelling challenge: Pretty tricky, eh?(新しいタブで開く)(カナダのつづりに挑戦:けっこう難しいでしょ?)」です。
政府の言葉のサイトが、題名にカナダらしい言葉として eh を使っている例です。クイズでは honour と honor、theatre と theater のように、カナダ式のつづりを選びます。つづりについては「カナダ英語のつづり」の記事で扱います。
日本とのちがいと注意点だよ!
- eh は話し言葉の言葉です。HyperGrammar 2 も、間投詞は改まった文章ではあまり使わないとしています。仕事のメールや書類では使わないほうが無難です。
- 英語を学んでいる人が無理に使うと、冗談のように聞こえることもあります。まずは聞いて意味がわかれば十分です。
- 日本語の「え?」と音が似ていますが、使われる場面は少し違います。文の終わりの「eh?」は、同意や返事を求めていることがあります。
- カナダ英語のほかの言い回しは「カナダ英語の言い回し」「カナダのスラング」の記事で扱います。
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