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配偶者・パートナーのスポンサー(Spousal sponsorship)

在住駐在
ひとことで言うと

カナダ市民や永住者などは、配偶者・コモンローパートナー・コンジュガルパートナーをスポンサーして、永住権の申請を支えることができます。スポンサーは3年間の扶養の約束(undertaking)をします。2026年10月時点のIRCCの料金はC$1,260です。

目次
  1. 配偶者のスポンサーとは
  2. スポンサーできる人
  3. スポンサーを受けられる人
  4. スポンサーの約束(undertaking)
  5. 手順
  6. 費用
  7. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

配偶者のスポンサーとは

配偶者・パートナーのスポンサー(Spousal sponsorship)は、カナダ人などが、配偶者やパートナーの永住権の申請を支える制度です。移民・難民・市民権省(IRCC)の配偶者・パートナー・子どものスポンサーのページ(新しいタブで開く)では、配偶者、コモンローパートナー、コンジュガルパートナー、扶養する子どもを、カナダの永住者にするための制度と説明されています(2026年10月時点で受け付け中)。

申請は2つを一緒に出します。

  1. スポンサーになるための申請(スポンサーが出す)
  2. 永住権の申請(スポンサーを受ける人が出す)

スポンサーできる人

IRCCの条件のページ(新しいタブで開く)による主な条件です。

  • 18歳以上
  • カナダ市民、カナダの永住者、またはカナダのインディアン法(Indian Act)で登録された人
  • カナダに住んでいる(カナダ市民で国外に住み、カナダに戻る予定の人には例外がある)。永住者でカナダの外に住んでいる人はスポンサーになれません。
  • 約束(undertaking)とスポンサーの合意書に署名する

配偶者・パートナーのスポンサーでは、原則として収入の基準はありません(扶養する子ども自身に子どもがいる場合などを除く)。ケベック州に住む人は、ケベック州の条件も満たし、ケベック州とも約束を結ぶ必要があります(「ケベック州の移民制度」)。

スポンサーになれない主な場合

  • 自分が配偶者・パートナーのスポンサーで永住者になってから5年たっていない
  • 前の配偶者・パートナーをスポンサーし、その人が永住者になってから3年たっていない
  • 同じ人についての申請が審査中
  • 障害を理由とするもの以外の生活保護を受けている
  • 移民のローンや、裁判所が命じた家族の扶養料の支払いが滞っている
  • 免責されていない破産、退去命令、一定の犯罪歴がある など

スポンサーを受けられる人

IRCCの対象者のページ(新しいタブで開く)による区分です。

区分主な内容
配偶者(spouse)法律上の婚姻をしている、18歳以上の人
コモンローパートナー(common-law partner)婚姻はしていないが、12か月以上続けて一緒に暮らしている人。長い期間離れて暮らしていないこと
コンジュガルパートナー(conjugal partner)1年以上、排他的で互いに支え合う関係にある人

スポンサーの約束(undertaking)

IRCCの約束のページ(新しいタブで開く)によると、スポンサーは、スポンサーを受けた人の生活を支える約束をします。

スポンサーを受けた人約束の期間
配偶者・コモンローパートナー・コンジュガルパートナー3年
22歳以上の扶養する子ども3年
22歳未満の扶養する子ども10年、または25歳になるまでの短いほう

期間中に、スポンサーを受けた人が生活保護(social assistance)を受けると、スポンサーがその額を返す必要があります。関係が終わっても、引っ越しや経済的な事情が変わっても、約束は期間の最後まで続きます。

手順

IRCCの申請方法のページ(新しいタブで開く)による流れです。

  1. 永住権のポータル(Permanent Residence Portal)でアカウントを作る。スポンサーを受ける人(主申請者)が、2つの申請をまとめてオンラインで出します。
  2. 申請パッケージを入手し、書類をそろえる。パッケージには、住んでいる国ごとの書類のチェックリストなどが含まれます。
  3. 申請料をオンラインで払い、領収書を添える。
  4. 書類をアップロードし、電子署名をして申請を出す。
  5. IRCCの指示に従い、健康診断、警察証明、バイオメトリクス(指紋と写真)の登録をする(「移民のための健康診断」「警察証明の取り方」「バイオメトリクス」)。
  6. 受理の通知(申請番号)が届いたら、オンラインで進み具合を確かめる。

カナダの中にいる配偶者・パートナーは、条件を満たせばオープンワークパーミットを申請できる場合があります。永住権の審査中の就労許可については、IRCCのページで条件を確かめます。留学生・就労者の配偶者向けのオープンワークパーミットは別の制度です(「配偶者のオープンワークパーミット」)。

費用

IRCCの料金表(新しいタブで開く)による、2026年10月時点の金額です(カナダの中からの申請も外からの申請も同じ)。

項目金額
配偶者・パートナーのスポンサー(スポンサー料、審査料、永住権の権利料を含む)C$1,260
永住権の権利料を除く場合C$660
扶養する子どもを含める(1人)C$180

このほかに、バイオメトリクスの料金、健康診断の費用、警察証明の費用などがかかります。

ここに注意してね!

  • カナダでは、法律上の婚姻をしていなくても、一緒に暮らしているコモンローパートナーや、コンジュガルパートナーもスポンサーの対象になります。
  • スポンサーの約束は、関係が終わっても期間の最後まで続きます。お金の責任をよく理解してから申請します。
  • 永住者のスポンサーは、カナダに住んでいる必要があります。
  • 審査期間は申請の種類や書類のそろい方などで変わります。
  • 関係の証明や、自分がスポンサーになれるかの判断は、IRCCか、RCIC(登録移民コンサルタント)・弁護士に相談してください(「移民コンサルタント(RCIC)と弁護士の選び方」)。

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