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指定教育機関(DLI, Designated Learning Institution)と入学許可書(LOA, Letter of Acceptance)

留学
ひとことで言うと

学習許可(Study permit)を申請するには、州・準州が留学生の受け入れを認めた指定教育機関(DLI)の入学許可書(LOA)が必要です。大学・カレッジ・語学学校などはIRCCのDLIの一覧で確かめます。小学校から高校までは、すべてDLIです。

目次
  1. 指定教育機関(DLI)とは
  2. DLI の一覧の使い方
  3. 入学許可書(LOA)とは
  4. 手順
  5. 学校を変えるとき
  6. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

指定教育機関(DLI)とは

指定教育機関(Designated Learning Institution、DLI)は、州・準州の政府が留学生の受け入れを認めた学校です。カナダでは教育は州・準州の担当で、どの中等後教育(post-secondary)の学校を DLI にするかも州・準州が決めます。

移民・難民・市民権省(IRCC)の学校選びのページ(新しいタブで開く)によると、学習許可(Study permit)が必要な人は、DLI の入学許可書がないと申請が却下されます。

  • 小学校から高校(12年生まで)は、すべて DLI です。
  • 大学、カレッジ、ケベック州の CEGEP、職業学校、私立の職業カレッジ(private career college)、語学学校は、DLI に指定されているものだけが対象です。

私立の学校は、州が規制していないこともあります。IRCC は、私立の学校が州の教育の要件を満たし、DLI の一覧に載っているかを確かめるよう案内しています。

DLI の一覧の使い方

IRCC の DLI の一覧(新しいタブで開く)は、州・準州ごとに検索できます。一覧は次の3種類に分かれています。

一覧内容
すべての中等後教育の DLI公立・私立のすべての DLI
PGWP の対象プログラムがある DLI卒業後就労許可(PGWP)の対象になるプログラムがある学校。学校のすべてのプログラムが対象とは限らない
PAL・TAL がいらない大学院プログラムがある公立の DLI修士・博士の学位課程。2026年1月1日以降の申請では PAL・TAL が不要(LOA など、ほかの書類は必要)

一覧には学校ごとの DLI 番号が載っています。学習許可の申請書の「Details of intended study in Canada」の欄に、この番号を書きます。卒業後に働くことを考えている人は、「卒業後就労許可(PGWP)」の要件も早めに確かめておきます。

入学許可書(LOA)とは

入学許可書(Letter of acceptance、LOA)は、学校が合格者に出す書類です。学習許可の申請には必ず必要です(例外は、書面で許可を受けた就労許可・学習許可の申請者に同行する家族が、入国前に申請する場合など)。

IRCC の職員向けの手引き(Letters of acceptance のページ(新しいタブで開く))では、LOA に次のような情報が入っているべきだとしています。

  • 学生の氏名、生年月日、住所
  • 学校名、連絡先、DLI 番号
  • 学校の種類(公立か私立か、カレッジかなど)
  • 分野・プログラム、レベル、学年
  • 開始日、修了予定日、登録の締め切り
  • フルタイムかパートタイムか
  • 学費、奨学金(ある場合)
  • LOA の有効期限
  • 入学の条件(語学力、前のプログラムの修了など)
  • ケベック州の場合は、ケベック州の受け入れ証明書(CAQ)が必要なこと

LOA を受け取ったら、名前や生年月日、プログラム名、期間に誤りがないかを確かめます。

条件付きの LOA

語学コース(ESL・FSL)を終えることが本科の入学の条件になっている場合、学校は条件付きの LOA を出すことがあります。職員向けの手引きでは、この場合の学習許可は、前提のコースの期間に1年を足した長さで出すとしています。本科に進むときは、新しい学習許可を申請します。前提のコースのための学習許可では、本科を始めるまで学外では働けません。

学校による LOA の確認

大学・カレッジなど中等後教育の DLI は、申請者が出した LOA が本物かを IRCC に答える義務があります。学校は10日以内に確認します。学校が答えないと、申請は閉じられ、申請料が返金されます。オンライン申請では、LOA は LOA 専用の欄にだけ添付します。ほかの書類をこの欄に入れると、その書類を学校に開示することに同意したことになります。

手順

  1. 学びたいプログラムと州を決め、DLI の一覧で学校が載っているか確かめる。
  2. 学校に出願する。IRCC は、小学校から高校は6か月以上前、中等後教育は1年前には出願するよう勧めています。
  3. 合格したら LOA を受け取り、内容を確かめる。
  4. 学校を通じて州・準州の認証レター(PAL・TAL)を申し込む(詳しくは「州の認証レター(PAL・TAL)と受け入れ上限」)。
  5. LOA、PAL・TAL などをそろえて、学習許可を申請する(「学習許可(Study permit)」)。

学校を変えるとき

学校やプログラムの変更のページ(新しいタブで開く)と職員向けの手引きによると、次の点が決まっています。

  • 2024年11月8日から、中等後教育の学生が DLI を変えるときは、新しい学習許可の申請が必要です。2025年1月22日からは、新しい PAL・TAL も必要です。
  • 学習許可が許可された後、カナダに来る前に学校を変える場合も、新しい LOA で申請し直し、料金を払い直します。
  • 審査中に学校を変える場合は、IRCC のウェブフォームから新しい LOA と PAL・TAL(必要なとき)を出します。
  • 届けずに学校を変えると、前の学校が「在籍していない」と報告し、学習許可の条件違反になることがあります。

在学中の学校が DLI の指定を外された場合は、今の学習許可の期限までは学び続けられますが、その学校で延長はできません。詳しくは「学校やプログラムの変更」で扱います。

ここに注意してね!

  • カナダでは、留学生を受け入れてよい学校を州・準州が指定し、IRCC が一覧にまとめています。学校のパンフレットや紹介の文だけで判断せず、IRCC の一覧で学校名と DLI 番号を確かめます。
  • PGWP の対象かどうかは、学校単位ではなくプログラム単位で決まります。
  • 入学を延期するときは、学校の承認と新しい LOA が必要です。
  • 自分のケースで学習許可が出るかどうかの判断は、IRCC か登録移民コンサルタント(RCIC)に相談します。

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