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学習許可(Study permit)の資金証明(Proof of financial support)

留学
ひとことで言うと

学習許可の申請では、カナダで働かずに、学費・生活費・往復の交通費を払えることを示す必要があります。ケベック州以外では、2026年9月1日以降の申請で、本人1人の生活費としてC$23,448(1年分)が目安です。ケベック州は州の移民省が決める額に従います。

目次
  1. 何を証明するのか
  2. 生活費として示す額(ケベック州以外)
  3. 州・準州ごとの違い
  4. 証明に使える書類
  5. 手順
  6. 費用
  7. 日本との違い・注意点
$ C$¥
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

何を証明するのか

移民・難民・市民権省(IRCC)の資金証明のページ(新しいタブで開く)によると、学習許可(Study permit)を申請する人は、カナダで働かなくても次の費用をすべて払えることを示す必要があります。

  • コースやプログラムの学費
  • 本人と、一緒に来る家族のカナダでの生活費
  • 本人と一緒に来る家族の、カナダへの往復の交通費

示す必要があるのは、少なくとも1年目の費用です。プログラムが1年を超える場合は、全期間の費用をどう払う予定かも説明します。

在学中のアルバイト収入をあてにした計画は、この証明には使えません。在学中に働けるかどうかは別のルールで決まります(「学外就労の条件と時間の上限」)。

生活費として示す額(ケベック州以外)

IRCCは、ケベック州以外で学ぶ人について、学費と交通費とは別に、1年あたりの生活費として次の額を示しています。2026年9月1日から額が上がりました。人数は本人と一緒に来る家族を合わせた数です。

人数(本人を含む)2026年9月1日以降の申請2025年1月1日〜2026年8月31日の申請
1人C$23,448C$22,895
2人C$29,192C$28,502
3人C$35,888C$35,040
4人C$43,572C$42,543
5人C$49,419C$48,252
6人C$55,736C$54,420
7人C$62,054C$60,589
8人目から1人増えるごとにC$6,318C$6,170

この表の額には、学費と交通費は入っていません。たとえば学費がかかる1人の学生なら、学費(1年目)、往復の交通費、生活費C$23,448の合計を示すことになります(2026年10月時点の申請の場合)。

州・準州ごとの違い

学ぶ場所基準
ケベック州以外の州・準州IRCCの表の額(上の表)
ケベック州ケベック州の移民省(Ministère de l’Immigration, de la Francisation et de l’Intégration、MIFI)が決める額

ケベック州で学ぶには、学習許可の前にケベック州の受け入れ証明書(Certificat d’acceptation du Québec、CAQ)が必要で、その審査で州の基準の資金を示します。ケベック州政府の留学費用のページ(新しいタブで開く)によると、2026年1月1日からの基本的な生活費の額は次のとおりです(1年分)。

人数1年あたりの額
1人C$24,617
2人C$34,814
3人C$42,638
4人C$49,234
5人C$55,045
6人C$60,299

7人以上は、1人増えるごとにC$5,254を足します。ケベック州の額には、本人と同行家族の健康保険・入院保険の費用が含まれるとされています。これとは別に、学費と、出身国との往復の交通費も示す必要があります。

証明に使える書類

IRCCは、次のような書類を例としてあげています。

学費・住居費に関するもの

  • 1年目の学費と住居費を払ったことがわかる書類(学校の領収書など)
  • 銀行の学生ローン・教育ローンの証明
  • 奨学金の証明、またはカナダ政府が費用を出す教育プログラムに参加している証明

収入や支援に関するもの

  • 最近の勤務先の給与明細
  • お金を出す人や団体からの手紙と、その人との関係、支援する内容がわかる書類

預金やそのほかの収入に関するもの

  • カナダにお金を移している場合、本人名義のカナダの銀行口座の証明
  • カナダの金融機関の保証投資証書(Guaranteed Investment Certificate、GIC)
  • カナダか外国の銀行口座の、過去6か月分の取引明細
  • 年金に関する書類
  • 賃貸物件からの収入の証明

手順

  1. 学校の案内で、1年目の学費と、払う時期を確認する。
  2. 学ぶ州と、同行する家族の人数から、示す生活費の額を確かめる(ケベック州は州の基準)。
  3. 往復の交通費の見込みを足し、必要な合計額を出す。
  4. 預金明細、学費の領収書、ローンや奨学金の証明、支援者の手紙など、合計額を示す書類をそろえる。
  5. 1年を超えるプログラムなら、2年目以降の費用の払い方を説明の手紙(Letter of explanation)などで説明する。
  6. 学習許可の申請書と一緒にオンラインで出す。

費用

2026年10月時点で、ケベック州以外で学ぶ本人1人の生活費の基準はC$23,448(1年分)です。これは申請で示す額で、実際の生活費は都市や住まい方によって変わります。学習許可の申請料など、手続きの費用は「学習許可」にまとめています。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • カナダの基準は「学費+生活費+交通費」の合計です。生活費の表の額だけを用意しても足りません。
  • 生活費の額は改定されます。2026年9月1日に額が上がったように、申請する日によって基準が変わるため、申請の直前にIRCCのページの額を確かめます。
  • 日本の銀行の預金明細を使う場合も、IRCCが例にあげているのは過去6か月分の明細です。
  • 親などが費用を出す場合は、出す人の手紙と、関係がわかる書類、支援の内容がわかる書類が必要です。
  • ケベック州は、IRCCの表ではなくケベック州の基準を使います。
  • どの書類でどの額を示すかの判断は、学校の留学生担当、IRCC、登録移民コンサルタント(Regulated Canadian Immigration Consultant、RCIC)に相談します。

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