学校やプログラムの変更(Changing schools or programs)
中等後教育(大学・カレッジなど)の学生が指定教育機関(DLI)を変えるときは、新しい学校で学び始める前に学習許可の延長を申請し、新しい許可を受けます。2025年1月22日からは新しいPAL・TALも必要です。届けずに学校を変えると、許可の条件違反になることがあります。
目次
条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。
変更の種類で手続きが変わる
移民・難民・市民権省(IRCC)の学校やプログラムの変更のページ(新しいタブで開く)では、「学校を変える」か「同じ学校でプログラムやレベルを変える」かで、手続きを分けています。主な扱いは次のとおりです。
| 変更の内容 | 必要な手続き |
|---|---|
| 中等後教育の中で学校を変える(同じレベル・別のレベル、前提科目のため、共同プログラムのためなど) | 新しい学校で学び始める前に、学習許可の延長を申請して新しい許可を受ける |
| 小学校・中学・高校の中で学校を変える | 今の学習許可が有効なら延長は不要(許可の条件で制限されていなければ) |
| 高校から中等後教育に進む | 新しい学習許可が必要 |
| 同じ学校で中等後教育のプログラムを変える | 許可の条件を満たしていれば今の許可で学び続けられる。延長が必要な場合もある |
| 同じ学校で小学校から中学・高校に進む | 今の学習許可が有効なら延長は不要(許可の条件で制限されていなければ) |
新しい学校も、指定教育機関(Designated Learning Institution、DLI)である必要があります。変更を決める前に、IRCCのDLIの一覧で新しい学校が載っているかを確かめます(「指定教育機関(DLI)と入学許可書(LOA)」)。
中等後教育で学校を変えるとき
中等後教育の学生がDLIを変えるときは、新しい学校で学び始める前に、今の学習許可の延長を申請し、新しい許可を受ける必要があります。申請には次の書類を付けます。
- 学校を変える理由を説明する手紙
- 新しい州・準州の認証レター(PAL・TAL)。例外に当たる場合を除きます。2025年1月22日からの要件で、申請を出す前に受け取っておきます(「州の認証レター(PAL・TAL)と受け入れ上限」)
- 審査中に新しい学校で学び始める条件(次の節)に当たる場合は、それを示す書類
書類を付けずに申請してしまった場合は、IRCCのウェブフォームから追加で出せます。
審査中に新しい学校で学び始められる場合
延長の結果を待つ間に新しい学校で学び始められるのは、次のすべてに当たる場合だけです。
- 新しいDLIから入学許可書(LOA)を受け取ってから、カナダを出ていない
- 前の学習許可の条件を守り続けている
- 今のコースやプログラムを修了する前に、通っていたDLIが閉校した、コースやプログラムをやめた、停止の一覧(suspension list)に載った、DLIの指定を外された
これに当たらない人は、今の学校での学業を終える前に、新しい学校のための延長を申請し、許可を受けておくよう案内されています。
審査を早める案内
IRCCは、新しい中等後教育のDLIに移る人の延長の申請を、60日で処理するとしています。オンラインで申請するときに、次のどちらかの質問(当てはまるほう)で「Yes」を選ぶ必要があります。
- カナダに住む学生で、DLIを変えるか(Are you a student residing in Canada who is changing your designated learning institution?)
- 同行する家族がカナダに住む学生で、DLIを変えるか
同じ学校でプログラムを変えるとき
同じ学校の中でプログラムを変える場合は、学習許可の条件を満たしている限り、今の許可で学び続けられます。新しいプログラムのために許可の延長が必要なときは、新しいPAL・TALがいることがあります。延長の結果を待つ間も新しいプログラムで学べますが、申請が却下されたら、すぐに学業をやめる必要があります。
高校から中等後教育に進むとき
学習許可を持っている人は、延長を申請して新しい許可を受けます。許可に「小学校・中学・高校に通う(Going to primary or secondary school)」という条件が書かれていても、結果を待つ間に中等後教育で学び続けられます。訪問者記録(visitor record)で高校に通っている人は、中等後教育の学校で学び始める前に、学習許可を申請して許可を受ける必要があります。
州・準州ごとの違い
ケベック州の学校に移る場合は、ごく一部の例外を除き、ケベック州の受け入れ証明書(CAQ)の発行の証明を取り、学習許可の申請に付けます(「ケベック州の受け入れ証明書(CAQ)」)。職業訓練センターどうしで学校を変える場合は、新しい学習許可はいりませんが、新しいCAQが必要です。すでにケベック州で学んでいて、学校や学ぶレベルを変える人は、ケベック州の移民省(Ministère de l’Immigration, de la Francisation et de l’Intégration、MIFI)に連絡するよう案内されています。
| 場面 | ケベック州以外 | ケベック州 |
|---|---|---|
| 中等後教育で学校を変える | 学習許可の延長と新しいPAL・TAL | 学習許可の申請にCAQの発行の証明を付ける |
| 職業訓練センターどうしの変更 | — | 新しい学習許可は不要、新しいCAQが必要 |
申請中・カナダ入国前に学校を変えるとき
- 学習許可を審査中に学校を変える:IRCCのウェブフォームで、新しいLOAと(必要なら)PAL・TALを出します。
- 学習許可が認められた後、カナダの外で学校を変える:新しいLOAで学習許可を申請し直し、料金もすべて払い直します。
中等後教育のCo-opプログラムの学生が学校や職業実習先を変える場合、新しいCo-opの就労許可を申請する必要はありません(「Co-op(インターンシップ)とCo-op work permit」)。
手順
中等後教育の学生がカナダ国内で学校を変える場合
- 新しい学校がDLIの一覧に載っているかを確かめる。
- 新しい学校に出願し、入学許可書(LOA)を受け取る。
- 新しいPAL・TALを受け取る(例外に当たる場合を除く。ケベック州はCAQの手続き)。
- 学校を変える理由の手紙などを用意し、オンラインで学習許可の延長を申請する。DLIを変えるかの質問で「Yes」を選ぶ。
- 原則として、新しい許可を受けてから新しい学校で学び始める。
費用
2026年10月時点のIRCCの料金表(新しいタブで開く)では、学習許可の申請料(延長を含む)は1人C$150です。期限が切れて在留資格の回復(restoration)を申請する場合は、回復の料金C$246.25と新しい学習許可のC$150で、合計C$396.25です。
ここに注意してね!
- 学校を変えるときの学習許可の手続きは、学生本人が申請します。新しい学校の入学許可だけでは、学び始められない場合があります。
- IRCCに届けずに学校を変えると、前の学校が「在籍していない」とIRCCに報告します。この場合、許可の条件違反となり、許可が無効になる、取り消される、出国や資格の変更を求められる、将来の学習許可・就労許可が認められない、といったおそれがあります。
- IRCCから、在籍を確かめるメール(末尾が「@cic.gc.ca」)が届くことがあります。届いたら、期日までに指示に従って答えます。
- 停止の一覧(suspension list)に載ったDLIには、すでに始めたプログラムを修了するためだけに通えます。
- 学校の変更は、学外就労や卒業後就労許可(PGWP)の条件にも関係することがあります(「学外就労の条件と時間の上限」「卒業後就労許可(PGWP)」)。在籍の条件は「学生の在籍要件(Full-time・休学)」にまとめています。
- 自分の場合にどの手続きが必要かの判断は、IRCC、学校の留学生窓口、登録移民コンサルタント(RCIC)に相談します。
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