カナダの職場文化(Workplace culture)
職場の決まりには、書かれたものと書かれていないものがあります。連邦の Job Bank やアルバータ州政府の案内は、信頼できること、人と協力できること、自分の強みを伝えることを重視するよう説明しています。職場ごとに違うので、まわりを観察するのが近道です。
職場文化とは
アルバータ州政府の就職情報サイト alis の最初の2週間のページ(新しいタブで開く)は、職場文化(workplace culture)を「その職場でのやり方や振る舞い方」と説明しています。中身として、次のようなものを挙げています。
- 人どうしの話し方や接し方
- 雇用主が大事にしていること(社員の振る舞い、お客さんへの対応、日々の仕事の進め方)
- 働く人が持ち込む価値観
- チームで働くか、個人で働くかといった仕事のスタイル
そして、職場文化は書かれていないことが多く、社員向けの手引きにも、上司や同僚の説明にもほとんど出てこないとしています。上司や同僚が、お客さんやお互いにどう接しているかをよく見て学ぶよう勧めています。
この記事は、公的な案内に書かれていることだけをまとめたものです。実際の雰囲気は業種や職場でかなり違います。
雇用主が重視すること
連邦政府の求人サイト Job Bank の新しく来た人向けのページ(新しいタブで開く)は、次のように説明しています。
- ソフトスキル:カナダの雇用主は、信頼できること、人とうまく働けること、新しいことをすぐに覚えられることなどの「ソフトスキル」を重視する。
- 自分を売り込む:自分の技能や経験、その仕事に合っている理由を、自分から伝えることが大切。
- 言葉:英語かフランス語を話し、書き、読めることは、仕事を見つけ、職場でうまくやっていくのに欠かせない。
面接の準備は「面接とリファレンスチェック」、人脈づくりは「人脈づくりと情報面接」で扱います。
アルバータ州政府の案内にある例
alis の新しく来た人の働き方のガイド(新しいタブで開く)は、アルバータ州の職場について次の例を挙げています。ほかの州にもそのまま当てはまるとは限りません。
- 初めて会う人とも、仕事ではファーストネームで呼び合う。
- 会ったときは、笑顔で「How are you?」「Nice to meet you」と言うことが多い。
- 服装は仕事によって違い、ビジネスの服装の職場も、もっとくだけた職場もある。
- アレルギーのある人がいるため、香水やアフターシェーブなど強い香りは避ける。
- アルバータ州の職場では喫煙できない。
- 多くの雇用主はチームワークを重んじ、アイデアや新しい解決策を出す人を評価する。
- 時間を守り、決められた時間はきちんと働く。
最初はわからないことがあって当然で、直接聞きにくければ、上司に頼んで誰かと組ませてもらう、話しやすい同僚に聞くといった方法も挙げています。
準備に使える無料の支援
移民・難民・市民権省(IRCC)の渡航前サービスのページ(新しいタブで開く)は、カナダの職場文化の理解や、職場でのコミュニケーションの力を伸ばす無料のプログラムを紹介しています。誰が使えるかの条件は、IRCCの別のページとプログラムごとの案内に書かれています。
ここに注意してね!
- 職場の慣習は法律ではありません。一方、労働時間や休暇、差別の禁止は法律で決まっています(「州ごとの雇用基準」「職場のハラスメントと差別」)。
- 慣習は、州、業種、会社の規模、チームによって違います。ここに挙げた例も、アルバータ州政府の案内に書かれた一般的な例です。
- 迷ったときは、まわりをよく見て、わからないことは早めに聞くことが、公的な案内でも勧められています。
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