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受診の流れと持ち物(Seeing a doctor)

ひとことで言うと

カナダで医師に診てもらうときは、ファミリードクターに予約するか、ウォークインクリニックへ行くのが基本です。ヘルスカード、飲んでいる薬のリスト、これまでの検査結果を持って行き、症状と聞きたいことをメモしておくと話が早く進みます。通訳が必要なら、受診のときに伝えます。

目次
  1. どこで診てもらうか
  2. 持ち物
  3. 手順
  4. 費用
  5. 日本との違い・注意点

どこで診てもらうか

カナダでの受診先は、症状の重さとファミリードクター(かかりつけ医)がいるかどうかで選びます。

状況受診先
ファミリードクターがいるファミリードクターの診療所に電話かオンラインで予約する
ファミリードクターがいない、連絡がつかないウォークインクリニック(「ウォークインクリニックの使い方」)
急ぐが命にかかわらない州によって緊急ケアセンターなど(「救急外来(ER)と緊急ケアセンターの使い分け」)
命にかかわる911か、病院の救急外来(「救急車と911のかけ方」)
どこへ行けばよいかわからない811などの電話健康相談(「811の電話健康相談」)

専門医(Specialist)には、ふつうファミリードクターなどの紹介で行きます。ファミリードクターの探し方は「ファミリードクターの見つけ方」にまとめています。

持ち物

持ち物理由
ヘルスカード(Health card)州の医療保険に入っている証明。オンタリオ州は、医師にかかるとき、救急外来、検査、手術のたびに見せる必要があるとしている
飲んでいる薬のリスト、または薬そのもの処方薬、市販薬、サプリメントなどの自然健康製品を含める
これまでの診療記録・検査結果同じ症状や似た症状で治療を受けたことがあれば
症状と質問のメモ下で説明
州の保険がない人は、パスポートと民間保険の書類費用の支払いと保険の請求のため

ヘルスカードの名前は州で違います。BCではBC Services Cardで、BC州政府のページ(新しいタブで開く)は、このカードで医療サービスを受けられると説明しています。オンタリオ州政府のページ(新しいタブで開く)は、ヘルスカードがOHIPに入っている証明になるため、受診のたびに見せる必要があるとしています。

手順

MyHealth Alberta(新しいタブで開く)の受診の準備の案内をもとにまとめます。

  1. 予約する:ファミリードクターの診療所に電話かオンラインで予約する。ウォークインクリニックは、行く前に受付時間を確かめる。
  2. メモを作る:主な症状、いつ始まったか、これまでに試した手当てを書いておく。いちばん聞きたい質問を3つ書く。
  3. 持ち物をそろえる:ヘルスカード、薬のリスト、診療記録など。
  4. 受付する:受付で名前を伝え、ヘルスカードを見せる。
  5. 診察を受ける:説明がわからなければ、その場で質問する。通訳が必要なら、医師に伝える。家族や友人に付き添ってもらい、メモをとってもらうこともできる。
  6. 検査や治療について聞く:何のためか、危険や副作用、ほかの方法、費用、準備のしかたを確かめる。
  7. 受診のあと:診断、これからの見通し、家でできることを書き留める。処方箋を薬局に持って行き、検査や次の予約を入れる。具合が悪くなったら医師に連絡する。

費用

州の医療保険に入っていれば、医学的に必要な医師の診察は原則として窓口負担がありません(2026年10月時点)。ただし、次のものは別に払うことが多いです。

  • 薬局で受け取る処方薬(IRCCのページ(新しいタブで開く)は、薬局の薬は無料ではないと説明しています)
  • 書類や診断書の作成など、医学的に必要でないサービス
  • ほかの州の保険の人がクリニックを使うときの料金(クリニックが求めることがある)

州の保険がない人は、診察料を全額払います(「保険がないときの医療費」)。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • カナダでは、ふだんの受診はファミリードクターへの予約が基本です。専門医には紹介を受けて行きます。
  • 処方箋は薬局に持って行き、薬はそこで受け取ります。薬代は州の医療保険とは別に払うことが多いです(「処方薬の受け取り方と薬局」)。
  • 英語やフランス語に不安があるときは、通訳を頼めるかを予約のときに聞いておきます(「医療通訳と日本語で受診する方法」)。
  • 日本で飲んでいた薬の名前は、一般名(成分名)でメモしておくと伝わりやすくなります。

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