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仕事・税金 / 働く人の権利

外国人労働者の権利と相談先

ひとことで言うと

就労許可で働く外国人にも、カナダ人や永住者と同じ職場の権利があります。雇用主はパスポートや就労許可を取り上げたり、採用の費用を払わせたりできません。困ったときは Service Canada の相談窓口(1-866-602-9448)や州・準州の窓口に相談できます。

目次
  1. 外国人にも同じ権利がある
  2. 主な権利
  3. 雇用主がしてはいけないこと
  4. 相談先
  5. 虐待を受けている人の就労許可
  6. 手順
  7. 日本との違い・注意点
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ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

外国人にも同じ権利がある

就労許可(Work permit)で働く外国人も、カナダ人や永住者と同じ職場の権利を持っています。移民・難民・市民権省(Immigration, Refugees and Citizenship Canada、IRCC)の働く人の権利のページ(新しいタブで開く)は、国際移動プログラム(International Mobility Program、IMP)で働く人について、そう説明しています。雇用・社会開発省(ESDC)も、一時外国人労働者プログラム(Temporary Foreign Worker Program、TFWP)で働く人の権利を専用のページ(新しいタブで開く)で示しています。

給料、労働時間、休み、解雇などの細かい決まりは、州・準州の雇用基準で決まります(「州ごとの雇用基準」)。

主な権利

ESDCとIRCCのページが挙げている主な権利は次のとおりです。

  • 働き始める前に、書面の雇用契約を受け取る
  • 契約どおりの給料と勤務時間で働く(残業代を含む)
  • 医療を受けられる
  • 暴言、暴力、性的な嫌がらせ、お金に関する搾取、ハラスメント、報復のない職場で働く
  • 安全と健康が守られる
  • 危険な作業を、危険が取り除かれるまで断る

雇用主がしてはいけないこと

  • パスポート、就労許可、社会保険番号(SIN)、医療保険のカード、銀行のカードなどの書類を取り上げる
  • 仕事を得るため、または続けるために、お金を払わせる。採用にかかった費用を返させる
  • 危険な作業や、契約にない仕事を無理にさせる
  • 不当な扱いを相談・通報したことを理由に罰する
  • 労災の届け出をやめさせる(「職場の安全と労災」)

相談先

相談の内容相談先
雇用主による虐待・制度の悪用Service Canada の相談窓口(tip line)1-866-602-9448、またはオンラインの通報フォーム
給料・労働時間など州・準州の雇用基準の窓口
仕事でのけが州・準州の労災保険の機関
差別・ハラスメント州・準州の人権委員会など(「職場のハラスメントと差別」)

ESDCによると、Service Canada の相談窓口は月〜金の6:30〜20:00(東部時間)で、200以上の言語で受け付けています。匿名のメッセージは24時間残せます。IRCCは、この窓口は秘密が守られ、電話したことを雇用主に伝えないと説明しています。相談は、検査(inspection)につながることがあります(2026年10月時点)。

虐待を受けている人の就労許可

仕事に関して虐待を受けている、または受けるおそれがある人は、虐待を受けている労働者向けのオープンワークパーミット(Open work permit for vulnerable workers)を申請できることがあります。認められると、ほとんどの雇用主のもとで働けます(法令に違反した雇用主のリストに載っている雇用主などを除く)。

IRCCの申請できる人のページ(新しいタブで開く)では、主な条件として次のことを挙げています。

  • カナダ国内にいること(入国の時に空港などで申請することはできません)
  • 雇用主の名前が書かれた、有効な就労許可(employer-specific work permit)を持っていること。または、期限が切れる前に延長を申請し、結果を待っていること

ワーキングホリデーのように雇用主の名前が書かれていない就労許可(オープンワークパーミット)は、上の条件に当てはまりません。自分が対象になるかどうかは、IRCCやRCIC(登録移民コンサルタント)に確かめます。

手順

  1. 雇用契約書、給与明細、勤務時間の記録、やりとりのメッセージなどを保管する。
  2. 給料や勤務時間の問題は、州・準州の雇用基準の窓口に相談する。
  3. 書類を取り上げられた、お金を求められた、虐待を受けているといったときは、Service Canada の相談窓口(1-866-602-9448)かオンラインのフォームで通報する。
  4. 危険が迫っているときは911に電話する。
  5. 在留資格に関わることは、IRCCかRCICに相談する(「ビザの相談先」)。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • カナダでは、雇用主がパスポートや就労許可を預かることは認められていません。求められたときは、上の相談先に相談できます。
  • 採用のために雇用主や仲介業者にお金を払わせることは禁止されています。仕事を口実にお金を求める詐欺にも注意します(「仕事探しの詐欺に注意」)。
  • 雇用主の名前が書かれた就労許可で働く人は、仕事をやめると在留に影響することがあります。虐待を受けている人向けの就労許可の制度があるので、一人で抱え込まずに相談します。
  • 事件や事故に巻き込まれたときの日本の大使館・総領事館の支援は、「事件・事故・災害のときの大使館・総領事館の支援」で扱います。

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