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仕事・税金CRA My Account(マイアカウント)の登録と使い方My Account は、カナダ歳入庁(CRA)のオンラインの個人向けサービスです。税務書類や査定通知の確認、口座振込の登録、給付の確認などができます。登録には原則として直近2年以内の申告の情報が必要で、BCとアルバータ州では州のアカウントでも登録できます(2026年10月時点)。仕事・税金CRAを名乗る詐欺に注意(CRA scams)カナダ歳入庁(CRA)を名乗る電話・メール・テキストの詐欺があります。CRAはギフトカードや暗号資産、Interac e-Transferでの支払いを求めず、逮捕や国外退去で脅すこともありません。怪しいときは一度切り、CRAの公式の番号にかけ直して確かめます。仕事・税金住宅購入向けの非課税口座(FHSA、First Home Savings Account)FHSAは、初めて家を買う人がカナダの住宅の購入資金を貯めるための口座です。入れたお金は所得控除の対象になり、条件を満たして家の購入に使えば、引き出しにも税金がかかりません。枠は口座を開いた年からC$8,000、生涯でC$40,000です(2026年10月時点)。仕事・税金新しく来た人の初めての確定申告(Newcomers to Canada)カナダの税務上の居住者になった最初の年は、居住者になった日(入国日)を申告書に書き、その日より前は一部のカナダの所得だけ、その日からは世界中の所得を申告します。申告は居住者になった翌年の春です。給付は申告より前に申し込めます。仕事・税金日本の収入・資産の申告(T1135、Foreign Income Verification Statement)カナダの税務上の居住者は、日本の収入を含む世界中の所得をカナダで申告します。日本の預金や株式など外国の財産の取得費が合計C$100,000を超えた年は、確定申告の期限までに Form T1135 を出します。居住者になった最初の年は T1135 は不要です。仕事・税金無料の申告支援(Free tax clinics)と申告ソフト所得が多くなく税の状況が単純な人は、地域の団体が開く無料の申告支援(CVITP)で、ボランティアに確定申告書を作ってもらえることがあります。自分で申告する場合は、CRAが認定したソフトを使い、インターネット(NETFILE)で送れます。認定ソフトには、だれでも無料のものもあります。仕事・税金消費税(GST/HST・PST)カナダの消費税は、連邦の物品サービス税(GST)5%を基本に、州によって州売上税(PST)が別にかかるか、両方を一つにまとめた統一売上税(HST)がかかります。合計の税率は州・準州で5%から15%まで違います(2026年10月時点)。仕事・税金日加租税条約(Canada-Japan Income Tax Convention)日本とカナダの租税条約は、同じ所得に両国で税金がかかる二重課税を防ぐための取り決めです。両国の居住者に当たる人がどちらの居住者になるかの決め方、配当・利子・使用料の税率の上限、短期の出張の給与などを定めています。年金の社会保険料の二重加入は、別の日加社会保障協定で扱います。仕事・税金カナダを離れるときの税金(Departure tax・非居住者になったとき)カナダの税務上の居住者でなくなると、その年は出国日までの居住期間について申告します。株式など一部の資産は、出国時に時価で売ったとみなされ(いわゆる出国税、Departure tax)、利益が出れば申告が必要です。出国後のカナダの収入には、ふつう25%の源泉税がかかります。仕事・税金査定通知(Notice of Assessment)と還付査定通知(Notice of Assessment、NOA)は、確定申告をCRAが処理した結果をまとめた通知です。還付か納付か、RRSPの掛け金の上限などが書かれています。CRAのアカウントで見られ、内容に納得できないときは、原則として通知の日から90日以内か、申告期限から1年以内の遅いほうまでに異議を申し立てられます。仕事・税金ケベック州の税金(Revenu Québec・QST)ケベック州に住む人は、連邦の確定申告とは別に、ケベック州歳入庁(Revenu Québec)に州の確定申告をします。州の所得税率は2026年で14%〜25.75%、ケベック売上税(QST)は9.975%で、連邦のGST 5%とは別にかかります。仕事・税金退職貯蓄(RRSP, Registered Retirement Savings Plan)RRSP(登録退職貯蓄プラン)は、老後のための貯蓄口座です。掛け金は上限の範囲で所得から控除でき、口座の中の運用益には原則として税金がかかりません。その代わり、引き出すと所得として課税されます。上限は前の年の勤労所得の18%(2026年はC$33,810まで)で、査定通知やCRAのアカウントで確かめられます。仕事・税金T4などの税務書類(Tax slips)税務書類(tax slips)は、雇用主や金融機関などが1年間に払った金額と差し引いた税金をまとめた書類です。給料はT4で、雇用主は翌年2月末までに渡します。確定申告では、この書類の金額を申告書に写します。仕事・税金税務上の居住者(Residency status for tax purposes)の判断カナダの所得税は、在留資格ではなく、カナダとの「居住のつながり(residential ties)」で居住者か非居住者かを判断します。住まい・配偶者・扶養家族がカナダにあるかが特に重視され、つながりがなくても1年に183日以上滞在すると「みなし居住者」になることがあります。仕事・税金確定申告(Income tax and benefit return)の基本と期限カナダでは、前の年(1月〜12月)の所得を、翌年の春にカナダ歳入庁(CRA)へ申告します。2025年分の申告と納税の期限は2026年4月30日で、本人か配偶者が自営業なら申告期限は6月15日でした。申告は給付やクレジットを受けるためにも必要です。仕事・税金カナダの税金の仕組み(連邦税と州税)カナダの個人の所得税は、連邦の税と州・準州の税の2つを合わせて払います。どちらも所得が高い部分ほど税率が上がる累進課税で、2026年の連邦の税率は14%から33%です。ケベック州以外では、州・準州の所得税も含めてカナダ歳入庁(CRA)が集め、給料からの源泉徴収と翌年の確定申告で精算します。仕事・税金源泉徴収の申告書(TD1, Personal Tax Credits Return)TD1は、雇用主が給料から引く所得税の額を決めるために、働く人が出す申告書です。新しい職場で働き始めるときに、連邦のTD1と、必要なら州・準州のTD1を出します。出さないと基礎控除だけで計算されます。仕事をかけもちするときは、2つめの職場で控除を重ねて申告しないよう注意が必要です。仕事・税金非課税貯蓄口座(TFSA、Tax-Free Savings Account)TFSAは、口座の中で得た利息・配当・値上がり益に原則として税金がかからない口座です。カナダの税務上の居住者で、18歳以上、有効なSINがある人が開けます。2026年の1年の上限額はC$7,000で、使わなかった枠は翌年以降に繰り越されます。